口腔外科について
口腔外科は、口腔内を中心として、顎や顔面などに現れる先天性および後天性の病気を外科的に治療する専門領域です。対象となる病気や外傷は、歯が原因のものから口腔がんまで非常に多岐に上ります。また、交通事故やスポーツ外傷、顎変形症なども当科で診療いたします。
親知らず
痛くなる前に治しましょう!!
経験を積んだ医師がおりますので、安心して治療を受けることができます。
早めの治療で健康な毎日を!
親知らずは抜いた方がいいの?
現代人の場合、親知らずは正常に出てこない場合が多く、下図ような状態になると、虫歯・智歯周囲炎・歯並びの悪化・顎関節症の原因となります。
本来、歯はなるべく抜かずに残したいものですよね。しかし親知らずに関しては、残しておいても、いいことは何ひとつありません。ですが、上下とも正常に出ていて、きれいに噛み合っていれば、無理に抜く必要はありません。
治療が必要な親知らずの例
親知らずがあるとどうなるの?
①すぐ虫歯になります!
親知らずは磨けないので、汚れがたまって、すぐ虫歯になります。また、その手前の歯も虫歯になります。
②炎症を起こします!
親知らずがでてくるスペースがない場合は、変な方向に向かって出てくることが多く、歯肉がかぶったままになり炎症を起こしやすくなります。
③歯周病の原因になります!
親知らずの周りに汚れがたまると、手前の歯の骨を溶かし、歯周病となります。
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④歯並びが悪くなりやすい!
親知らずが手前の歯を押すことによって、歯並びを悪くする場合があります。
⑤歯茎を噛みやすくなります!
上の親知らずが出てくると、下の歯ぐきを噛むようになり、炎症やハレの原因となります。
⑥顎関節症になります!
親知らずが手前の歯より出てくると、アゴの動きを邪魔するようになります。そうなるとアゴの病気である顎関節症となります。
⑦アゴの骨折の原因になります!
親知らずがアゴの深いところに埋まっていると、何らかの外力(転んだ・殴られたなど)が加わった時に、アゴの骨折が起きることがあります。
当院には大学病院の口腔外科にて研修を行い、経験を積んだ歯科医師がおります。一度ご相談ください。
顎関節症
症状
顎関節症は、顎を動かした時に痛みが走ったり、口を開閉した時に関節部がポキッと鳴る、口を大きく開けられない、などの症状が見られる状態です。こうした症状が一つ、もしくはいくつかが重なって現れます。これらの他にも、首や肩、腰をはじめ全身のいろいろな部分に多様な症状が現れることがあります。
治療法
治療法には、スプリント療法、運動療法、薬物療法などがあります。このうちスプリント療法は、マウスピースを就寝時に装着することによって顎の筋肉の緊張を緩め、食いしばりや歯ぎしりを改善したり、その弊害を軽減したりします。スプリントには、いろいろな種類がありますが、患者様お一人お一人の歯型に合わせて、個別にお作りいたします。
また、運動療法によって口を開いたり、顎を動かしたりする訓練を取り入れることもありますし、筋弛緩剤などによる薬物療法を行うこともあります。患者様によっては、夜間の歯ぎしりや食いしばりを抑えるために睡眠導入剤を処方したり、痛みの軽減のために抗不安薬や抗うつ薬などを処方するケースもあります。当院では多方面にわたる検査を行い、その結果を総合的に判断した上で、個々の患者様に相応しい治療法をご提案いたします。
- 院長
- 寺田 諭医学博士
- 診療内容
- 歯科
- 住所
- 〒474-0011
愛知県大府市横根町名高山24
(至学館大学スグ目の前) - TEL
- 0562-47-0777
- アクセス
- JR「共和駅」より車で約10分
駐車場完備
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